お菓子の名前は「木苺フロマージュ」です。 クリームチーズをスフレとレアチーズに使いました。「明治ブルガリアヨーグルト シェフクリエ」をクリームチーズに対し40%程使用し、軽い味になっています。 構成は、下からグラハムクッキーとくるみの生地、チーズスフレ、中にフランボワーズのソースを入れたレアチーズとなっています。 作り方のポイントは、まずスフレ生地のメレンゲの立て方です。卵白に対してグラニュー糖の量があまり多くないので、最初に全てグラニュー糖を投入してしまい、しっかりと立てます。レアチーズ生地は、泡立てる際にアパレイユの温度を32〜34℃に、最後に落ちる程度のゆるさに仕上げます。 素材のポイントとして、「フレッシュクリーム45」を使いました。最近は38%程の低脂肪の生クリームが増えていますが、このクリームは45%でもそれほど重くなく、ミルク感がしっかり出ています。また、新製品の「明治ブルガリアヨーグルト シェフクリエ」は味にコクがあるタイプで、ボディ感があります。クリームチーズを置き換えたり等、可能性があるヨーグルトだと思います。 今回作ったケーキはかなり食べやすく、クリームチーズが余り得意ではない方でもさっぱりと召し上がって頂けるように仕上げました。ぜひ作ってみてください。苫小牧にお越しの際は当店にお立ち寄り頂きいただければ幸いです。
グラハム生地
(1台200g/10台分) グラハムクッキー・・・960g くるみ(ロースト)・・・320g カソナード・・・240g バター(明治バター無塩)・・・480g グラハムクッキーとくるみは粗く刻み、カソナードと溶かしバターを加えて混ぜ合わせます。
フランボワーズ・ソース
(1台90g/4.5合セルクル10台分) フランボワーズ・ピューレー・・・342g 水・・・351g 砂糖・・・171g コーンスターチ・・・19.8g ゼラチン・・・16.2g フランボワーズ・ピューレー、水、砂糖、コーンスターチを合わせて火にかけます。混ぜながら沸騰させ、ゼラチンを加えて溶かします。
チーズ・スフレ
(1台250g/10台分) クリームチーズ・・・850g ヨーグルト(明治ブルガリアヨーグルト シェフクリエ)・・・405g レモンジュース・・・25g 加糖凍結卵黄・・・406g コーンスターチ・・・10g 小麦粉・・・10g 卵白・・・550g 砂糖・・・244g
ムース・フロマージュ
(1台280g/10台分) クリームチーズ・・・756g ヨーグルト(明治ブルガリアヨーグルト シェフクリエ)・・・392g レモンジュース・・・84g 牛乳・・・308g 加糖凍結卵黄・・・84g 砂糖・・・207g ゼラチン・・・39.2g 生クリーム(フレッシュクリーム45)・・・930g
クレーム・シャンティイ
(2kg分) 生クリーム(フレッシュクリーム45)・・・860g 生クリーム(フレッシュクリーム38)・・・360g コンパウンドクリーム(フレリッシュ)・・・580g 砂糖・・・166g キルシュワッサー・・・36g バニラエッセンス・・・1.8g 通常の製法で仕込みます。
コンポジション