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このお菓子はエンガディナーです。自分なりにオリジナリティを持たせたかったので、キャラメル生地にバナナピューレーを少し入れました。そうすることで、キャラメルの苦さとバナナの最後の余韻(香り)が良くなります。お気に入りのお菓子です。しっかりと焼いたシュクレ生地のサクサク感と一緒に味わっていただければと思います。作り方のポイントは、キャラメル生地です。バナナピューレーを入れているので、キャラメルを濃くすると、バナナがキャラメルの苦さに負けてしまうので、焦がしは少し浅めにすること、後は煮詰めの温度です。116度、117度になったところで止めて作ってほしいと思います。キャラメル生地が固すぎると食べにくい、また在る程度の柔らかさがないとキャラメルの感じが出ないので、そのところを注意して作ってください。材料ではキャラメル生地に47%の生クリームと発酵バターが入っています。発酵バターを使った理由は、バナナの芳香と発酵バターの香りが同じで、最終的に調和して鼻に抜ける香りが気に入っているので使用しています。また、47%生クリームに関しては、生クリームの感じが他のクリームと比べて強く、とくに火を入れても生クリームの良さが引き出せるのでこれも気に入って使っています。 |
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