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Mousse aux mangues
Mousse aux mangues
Chef 加藤 信
加藤 信(かとう まこと)
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二葉製菓学校

学校法人 古屋学園
二葉製菓専門学校
住所:〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-23-8
TEL:0422-20-4556
URL:http://www.furuya.ac.jp/
   confectionery/

 今日のデセールは、名前は「ムース・オ・マング」。フランス語でムースというのは泡ということですね。ムース・オ・マング、マンゴーのムースです。
それでは、作り方のポイントをお話ししましょう。まず、ムース生地を良く作るには、マンゴーの今時期、フレッシュばかりで作るよりは、ドライのフルーツですね。それをシロップに3時間くらい漬けておくと、ほぼ柔らかくなるので、そのドライのマンゴーをミキサーで混ぜます。これにフレッシュのピューレーの凍ったもの、糖分が入ってます。それを混ぜ合わせて、今度は生クリーム。今回は40%の脂肪分のものを使っています。生クリームには少々のゼラチンを入れておいて安定させておくということですね。冷蔵庫に入れておくとちょっと固めになります。プラス5℃くらいの一般の冷蔵庫に入れておけば良いと思います。また固まりすぎるようでしたら、使う直前に生クリームにゼラチンを入れてホイップするということが必要です。それを準備したら、もう一方のイタリアンメレンゲを作ります。イタリアンメレンゲは量の少ない時にはシロップを詰めすぎないことです。温度で言うとだいたい116℃くらいに詰めて入れることですね。また、メレンゲをたてる時には砂糖の一部を取っておき、メレンゲをたてます。メレンゲはピューレーの中に合わせますが、あまり熱のあるものではなく、人肌くらいのものを入れておくこと。ピューレが冷たい時にはメレンゲの出来たてのものを入れると自然に溶けます。その中に、生クリームのたてたものに、ゼラチンを少々入れてから合わせます。ここで、なぜゼラチンをマンゴーの中に直接入れないのかと言うと、マンゴーというものは非常に酸味のあると言うか、味の濃いものなので、ゼラチンの性質そのものが壊れる場合がありますね。ですからマンゴーに直接入れるよりは生クリームに入れて使ったほうが良いのです。それがポイントになります。
どうぞみなさんひとつこの季節にマンゴーのおいしさというものを作ってみていただきたいと思います。

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1.Mousse mangue
セミドライマンゴー・・・40g
シロップ・・・30cc
(ミネラルウォーター100cc:砂糖50gの割合)
キルシュ酒・・・10cc
マンゴーピューレー・・・160g
生クリーム40%・・・210g
イタリアンメレンゲ・・・150g
 卵白・・・3個 
 砂糖・・・250g
 水・・・50g
ゼラチン・・・6g
レモン果汁・・・1/5個
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2.Biscuit Joconde
アーモンド粉末・・・120g
砂糖・・・45g
全卵・・・200g
小麦粉・・・38g
バター・・・25g
転化糖・・・10g
卵白・・・115g
砂糖・・・80g
※通常の製法で作ります。
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3.Composition
 
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4.Dresage
ソース・マング
マンゴーピューレ・・・100g
ナパージュ・・・30g
シロップ・・・40cc

粉糖(カラメリゼ)
フランボワーズ
マンゴー(カット)
ライム(シロップ煮)
アーモンドスライス(砂糖がけ)
 
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